2026年1月、Wizは「Wiz Partner Alliance」を立ち上げました。その目的は、あらゆるタイプのパートナーがWizとともに事業を成長させながら、お客様にさらなる価値を提供できるよう支援することです。それ以来、AIモデルの急速な進化に伴い、ソフトウェアの開発やセキュリティのあり方が大きく変化しています。攻撃対象領域が拡大する一方で、リスクへの対応に与えられた時間は短くなっています。こうした環境において、セキュリティチームは、マシーンスピードに対応できる新たな運用体制が求められています。
多くのお客様は、進化し続けるクラウドやAIに伴うリスクから自社の環境を守るため、マネージドサービスプロバイダー(MSP)を活用しています。MSPは、継続的なセキュリティポスチャ管理や脅威のモニタリング、専門的なセキュリティ支援を提供し、マルチクラウド環境全体における重要なリスクの特定・優先順位から是正までを支援しています。一方で、事業規模の拡大に伴い、複数の管理コンソールをまたいだ運用や、お客様ごとのポリシーの適用、分散した情報の一元的な把握など、運用の複雑化が進みます。その結果、お客様の環境を保護するために求められる陣族な対応と、自社の事業成長を両立することが難しくなっています。
本日、Wiz Partner Allianceの新たな取り組みとして、「Wiz Partner Allianceマネージドサービスプロバイダー(MSP)プログラム」を発表します。Wiz Partner Allianceをさらに拡張する本プログラムでは、マネージドサービスパートナーがクラウドおよびAIセキュリティを大規模に提供できる環境を整えます。一元化されたマルチテナント管理機能、柔軟な課金体系、専任のWizサポートを提供することで、パートナーはお客様の導入をスムーズに進めることができ、「Wiz AI Application Protection Platform(AI-APP)」を通じて、あらゆる環境を包括的に可視化・管理できます。
マネージドサービスパートナーへの価値提供
マネージドサービスパートナーが、予測可能かつ再現性のある形で事業を成長させられるよう、本マネージドサービスプログラムを設計しました。従来の運用面・コスト面での障壁を取り除くことで、パートナーはお客様への価値提供により注力できるようになります。
運用不可を軽減:複数のお客様環境を一つ一つ個別に管理する必要がなくなり、テナントを一元的に管理できます。パートナーは、単一のコンソールからセキュリティポリシーの適用、セキュリティポスチャの監視、アカウント運用を行うことができ、テナントごとの保守・管理を効率的かつ大規模に運用できるようになります。
収益化までの時間を短縮:必要なタイミングでのプロビジョニングと柔軟な利用モデルにより、契約締結からサービス提供開始までのタイムラグを解消します。手作業によるセットアップや、年間契約などの事前のコミットメントを必要とせず、新規のお客様を必要なタイミングでスムーズにオンボーディングできます。
ポートフォリオ全体を可視化:ダッシュボード上での複数のお客様環境を横断して可視化することで、どこに重大なリスクが存在するのかを一目で把握できます。環境を切り替えながら確認する必要がなくなり、既存のチームでも、対応が必要な個所を迅速に特定できます。
Wiz Tenant Manager:マネージドサービスプログラムを支える中核機能
価値をお客様に提供するため、Wizは「Wiz Tenant Manger」をマネージドサービスパートナーに提供します。Wiz Tenant Managerは、複数のお客様にまたがるクラウドセキュリティ管理を簡素化するために設計された、統合型のコントロールプレーンです。マネージドサービスの運用を支える、統合された管理基盤として機能します。
これまでのように、アナリストがそれぞれのお客様環境を個別に管理するのではなく、Wiz Tenant Managerでは、すべての環境を横断して状況を把握し、管理・対応できる単一のビューを提供します。一元化されたダッシュボードにより、パートナーはすべてのお客様のテナントを一目で確認できるほか、スマートテナントグループ機能を活用して、アカウント論理的に整理・管理できます。また、グローバルポリシー適応機能により、アナリストはテナントグループ全体に共通するセキュリティの基本ルールを自動的に適用できます。一方で、個々のテナントごとに独自のローカルポリシーを設定することも可能です。
さらに、ワンクリックでテナントにアクセスできるため、承認されたアナリストは、個別のパスワードや認証情報を別途管理することなく、特定のテナント上の問題を安全に調査できます。これらの機能を組み合わせることで、マネージドサービスパートナーは運用の複雑さを増やすことなく、機械が処理するスピードで継続的なセキュリティを提供できるようになります。